2013年02月01日

カルメンという名の女5

ステージ中央に壁がある。

最初に聞いたときにはどんなものなのか想像できなかった。

「だからね、劇場の真ん中がステージで真ん中に壁があるわけ、で、演者は両側を行ったり来たりしてね、そうそう、2つのカルメンが同時に進行するわけよ・・・うんうん、だからお客さんは片側しか見られないんだけど、壁の穴からチラッと見えたり向こう側の声が聞こえてきたりするわけ、まあできたら2回観てほしいなあ。っていうか片側観たら反対側も気になるよ」

と人には説明していたけれど、
それを自分で把握するまでは長い時間がかかった。

初めは台本もなく、ピースやシーン、振りを生み出す毎日。
こちら側のシーンの秒数を測って反対側のピースをその長さに合わせる、
足したり引いたりつないだり、
役が変わったり代わったり替わったり、
読んだり書いたり数えたり、飛んだり跳ねたり歌ったり(←葉山小校歌)

・・・

気がつくと少しずづ形が見えてくる小野寺マジック。
年内はそんなに詰めて稽古しないといっていたけど気づけばガチだった小野寺トリック。

客として観たい!
自分で演じていてそう思えるのはいいことだと思う。

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まあ観たら観たでくやしくなって
「やりたい!」って思うのはわかってるんだけど。
posted by Naoki Saitoh at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記