2013年02月08日

カルメンという名の女13

あまり自慢できることじゃないかもしれないけど、
ダメ出しを書き留める習慣があまりない。

もちろん疑問点やカットや追加は書くけど
「ここで見る」とか「もっとこんなふうに」とか
具体的な指示ほどあまりメモしない。

別にダメ出しを軽く受け止めているわけではないけれど、
書いているとダメ出しの本質がわからなくなるというか
書いたことで安心してしまうというか。

とにかくその場で頭にインプットして
できれば動いてみることが多い。

特に今回は小野寺さんのダメ出し自体も日々刻々と変わっていくので
頭と体に叩き込まないと追いつかないというのもあった。

芝居を始める前に、元々ダンスをしていたせいではないだろうか。
振付を受ける場合には予習のしようがないし、
ダメ出しをされても、とにかく覚えて練習するしかない。

誰でもビデオを持っている時代ではなかったから
頼れるものは自分の感覚しかなかった。

さらに遡ってブラバン時代にも
「もっと激しく」とか「楽しく」とかあまり譜面に書かなかった。

tptでもっとも世話になったアッカーマンは
「形容詞は演じられない」と言っていた。
何故「怖いのか」「悲しいのか」「嬉しいのか」常にWHY?と問われた。

「前はこうだったんですけど、いまは・・・」

小野寺さんはそういう説明を嫌った。

目の前で起こっていることに集中し、
なぜそうなるのか、どうすればうまくいくのか
常に問われていたと思う。

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ダメ出し中 photo by Paul Evans
(っていうかダメ出し中に何撮ってるんですか、ポールさん)
posted by Naoki Saitoh at 17:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記