2007年06月14日

「誰も知らない」

2004(日本)
ドキュメンタリーですよね、これはもう。どうやったら子供たちをこんなに自然に撮れるんだろうってくらい。「青木家」のドキュメンタリーを思い出しました。だから逆に子供たちがカメラ目線にならないのが不思議なくらいです。結構長いですけどなんだか見てしまいます。監督をはじめ、スタッフは子供を操る何か特別な術を持っているんじゃなかろうか、なんて余計なことばっかりに頭が行っちゃいますが、それでも見てしまいます。ひとつひとつのシーンがじっくり描写されていて、「のりしろ」みたいなものがたっぷりあって、いろんな想像をさせるゆとりを与えている印象を受けました(それを鬱陶しいと感じる人もいるんでしょうけど)。でも、何度も観たい映画ではないです。青木家のドキュメンタリーを何度も観たいと思わないように。第一ストーリーが悲しいし。「かわいいなあ」って思ってたゆきちゃんがあんなことになるし。「ああ、こういう子供たちもいるんだな」ってことで胸にしまっておきたくなります。そういう意味でも「誰も知らない」ってことなんですかね。ただ、この子達のその後はとても気になりますけど。
posted by Naoki Saitoh at 02:28| Comment(2) | TrackBack(0) | コラムI
この記事へのコメント
私も一度だけ観ました。
子供はどんな状況でもそれを日常として受けとめるしか無い…子供を育ててる身として、というよりかつて子供だった自分に返って、心臓がむしり取られるような痛みを感じました。
生きているのに、いないも同然の扱い。
自分のことで精一杯の大人。
他者に対する想像力の欠如。精神的抹殺。

子供達の無言のメッセージが
ひしひしと伝わって来ます。
Posted by どら at 2007年06月14日 09:54
「誰も知らない」は話題になりましたね。映画は見ていませんがネグレクトの本は読みました。
素晴らしいのは、こいう子たちに愛情と厳しさをもって精いっぱいに育てている寮長、寮母さんたちもいる事も知ってください。
そして、大人を信じてみようかな!?と思って育っていく子供たちが社会に巣立っていく事も!!
Posted by ようこです at 2007年06月15日 19:41
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