2013年01月30日

カルメンという名の女3

劇場で稽古ができるというのは最大の幸せである。

稽古3日目にしてリハ室から劇場に移動。
本番までのほとんどをホールで過ごすことができた。
(こんなのはベニサンでやった「エンジェルス・イン・アメリカ」以来ではなかろうか)

その代わり無駄な休憩は許されない。
ホールの端っこで体育座りをしてボケーっとしている人が存在しないよう
小野寺さんはとにかく人を動かす。

「この6人はホセの中尉殺しのピースを作ってください」

たとえばそんなことを言い残して風のように去って行っては
忘れたころに帰ってきてチェック、
そこを伸ばしてここはカットしてと
あっという間にシーンを組み立てていく。

思考錯誤して生まれたシーンや振りを小野寺さんは決して否定しない。
腕を組んで「悪くない!」と声をあげる。

最初この言葉に僕はいい気分になっていたが
後々、これは比較級でも最上級でもなく
単なる合いの手であることが分かった。

ボディビルの「キレてる!」とか「ナイスバルク!」みたいな。

ダウンロード.jpg

だって本当にいいときは
思わず「素晴らしい!」って拍手してたもの。
posted by Naoki Saitoh at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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