2013年02月03日

カルメンという名の女8

正直、原作を読んでいなかった。

完全に油断していたので
「原作読まれた方もいると思いますが」
という小野寺さんの言葉にはドキッとした。

年末の最後の稽古では無理やり通してみたので
なんとなく「ほう、こういう話なのか」と全体像はつかめたが、
やはり一度読んでおいたほうがいいだろうと
年末年始の稽古休みに読んでみた。

さらに生駒さんに映画の「カルメン」のDVDを借りて
(ちょっとエッチやで←生駒さん談)
頭の中に点在していたイメージが一気につながった。

tptでロルカの「血の婚礼」をやったとき、
あのラテンの気質を頭で理解するのは不可能だと感じたことを思いだした。
言葉にならない「血」が踊りや歌や詩になっているんではないかと。

演者にとって、原作を読み込むことがいいことなのかどうか、
いつどのタイミングで読むのがいいのか、
映像作品を観たほうがいいのかどうか、
そういうこともあるけれど、
今回はそんな理屈を飛び越えて頭にスーッと入ってきた。

数字の順を追って点をつないでいくと絵が浮かび上がる
あのお絵かきみたいに。

まさにひとりひとりがあらゆるシーンで「点」となり、
お客さんはそれを自由につなぐ楽しさがあったのではないだろうかと思う。

ダウンロード.jpg
posted by Naoki Saitoh at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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