2013年01月31日

カルメンという名の女4

これ以上の筋肉痛はありえないだろう、
朝目覚めるたびにそう感じる毎日だった。

起きて飯食って稽古して帰って飯食って風呂入って寝る

の繰り返し。

なんと幸せな。
辛いなんてこれっぽっちも感じなかった。
もちろん、好きなことをやりにきてるのだから当たり前だけど。

膝や肘やありえないところが擦りむけたり
痣になっていたりパックリ割れていたり。

でも不思議なことに知らない間に身体が慣れてきて、
痛いところをうまく避けて動けるようになるのだ。

朝はおじいちゃんのようでも
稽古場に来るとバリバリ動いてしまうのだ。

いかに身体が眠っていたか、ということだ。
まだまだいける、ということだ。

今思えば、1か月半、誰も大きな怪我をしなかった。
(僕は数日お腹を壊したけど・・・)
みんなの集中力はもちろん、
厳しいだけではない、小野寺さんの気遣いがあったからだろう。

年齢はいいわけ。
健康な肉体がある限り動けるのだ。

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稽古休みに明石海峡を望む淡路島の温泉に浸かりながら
痛みを感じる肉体があることに感謝した。
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2013年01月30日

カルメンという名の女3

劇場で稽古ができるというのは最大の幸せである。

稽古3日目にしてリハ室から劇場に移動。
本番までのほとんどをホールで過ごすことができた。
(こんなのはベニサンでやった「エンジェルス・イン・アメリカ」以来ではなかろうか)

その代わり無駄な休憩は許されない。
ホールの端っこで体育座りをしてボケーっとしている人が存在しないよう
小野寺さんはとにかく人を動かす。

「この6人はホセの中尉殺しのピースを作ってください」

たとえばそんなことを言い残して風のように去って行っては
忘れたころに帰ってきてチェック、
そこを伸ばしてここはカットしてと
あっという間にシーンを組み立てていく。

思考錯誤して生まれたシーンや振りを小野寺さんは決して否定しない。
腕を組んで「悪くない!」と声をあげる。

最初この言葉に僕はいい気分になっていたが
後々、これは比較級でも最上級でもなく
単なる合いの手であることが分かった。

ボディビルの「キレてる!」とか「ナイスバルク!」みたいな。

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だって本当にいいときは
思わず「素晴らしい!」って拍手してたもの。
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2013年01月29日

カルメンという名の女2

12月中旬、僕は神戸、新開地にいた。

「サイトウナオキです、よろしくお願いします」

それだけだった。
すぐに稽古が始まった。

ワークショップのメンバーで希望者は全員出演することになったとはいえ
共演者のことはほとんどわからない。

今思えばそれが当り前なのかもしれない。
誰がいくつでどこで何をやってきてどういう経緯でここへきて・・・
なんて情報はなんの役にもたたない。

もしかしたら名前すらなんの意味もないかもしれない。
僕が「サイトウナオキ」であることすら危ういのだ。

皆、小野寺さんの作品に興味があり、公演に出たいと思っていること。
それだけがこの16人をここに引き寄せた。

大事なのは「今、ここにある肉体」
それがどう動き、作用し、変化していくかだ。

考える前に飛び込んでみる、
そんな日々が始まった。

答えを求めてはいけない

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そんなもの、最初から用意されてはいないのだ。
posted by Naoki Saitoh at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年01月28日

カルメンという名の女

思い起こせば去年の6月、
Tちゃんの芝居を観た帰り、彼から聞いたのがはじまりだった。

「小野寺さんって知ってます?」

説明を聞いてもピンとこないので
帰ってから動画を探した。

もうこの時点で「これは出るな」と心の中では勝手に決めていたのだが、
数日経ってまたTちゃんから電話。

「ワークショップオーディションするらしいですよ」

どうしてTちゃんがこんなに勧めてくれたのかはわからないが
これは何かのお告げかもしれないと
まだまだ暑い盛りの9月、「橋からの眺め」の稽古を休ませてもらい神戸に向かった。

・・・

なんの前置きもなく身体を動かした。
頭が働かなくなるくらい筋肉痛になった。
1秒も無駄にできない、という小野寺さんの気合いを感じた。

帰るときにはすっかり公演に参加するつもりになっていた。
そしてこの公演は素晴らしいものになるだろうと勝手に思っていた。
なんの根拠もないが、それは確信に似た予感だった。

劇場の前にコインランドリーがあり、
誰が書いたかこんな落書きがあった。

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これはもう確実にお告げだと思った。
posted by Naoki Saitoh at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年01月27日

ありがとうございました。

神戸アートビレッジセンタープロデュース

カンパニーデラシネラ

『カルメン』

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テキスト:山口 茜(トリコ・A)〈プロスペル・メリメ原作「カルメン」より〉

演出:小野寺修二

出演:

片桐はいり、
きたまり(KIKIKIKIKIKI)
中川晴樹(ヨーロッパ企画)
森川弘和
生駒里奈
エヴァンズ・ポール(コンタクト・インプロ京都)
大熊隆太郎(壱劇屋)
小島功義
斉藤直樹
角裕子
竹内英明
田中啓介
傳川光留
中島加奈子
花島令
星野哲也

演出アシスタント:藤田桃子

日時:2013年1月24日(木)19:30 
            25日(金)19:30 
            26日(土)14:00/18:00 
            27日(日)14:00 

場所:KAVCホール

料金:一般3,500円、学生2,500円

◎一般早割3,000円[2012年12月31日受付締切]
◎ペアチケット6,000円[2枚セット/前売限定/劇場のみ取扱]※日時指定 整理番号付自由席
チケット取扱:神戸アートビレッジセンター チケットぴあ

★12月8日(土)チケット発売開始

問合せ:078-512-5500(KAVC)【自主】
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2012年12月21日

リハ4

これ以上の筋肉痛はないだろう。

と毎朝感じる。

眠っていた筋肉のなんと多いことか。

走ったり止まったりゆっくり動いたり、
床をすべり落ちたり、よじ登ったり

・・・

イテテテ、と言いながら
痛みを感じる肉体があることになんとなく幸せを感じる。

まだまだいける、ということだ。
posted by Naoki Saitoh at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年12月20日

今日も

今日とて大学のクラスメイトと再会。

大学なんて踊っていた記憶しかない僕だけれど
こうして会ってみると確かにあの時、大学生活を送っていたことを実感する。

中高の友達とは違って大学の友だちはあまり深くかかわらないところもあるけど
卒業して20年も経つとようやく一緒に振り返る想い出ができたような気がする。

メーカーに勤めて韓国に駐在、退職してMBAを取るためにアメリカへ、
結婚して子供も2人、神戸に住んで数年が経つそうだ。

すごいなあ

と言ってくれたけど僕からしたら彼のまねはできない。

できない。


できないなあ。
posted by Naoki Saitoh at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年12月19日

うめっだ行きの切符買って♪

大学の友人に会うため出かける。

大阪の街の活気のあること。

神戸に人がいないわけではないが
歩く勢いが違うなあ。


20年ぶりに再会した友人は

「ずっと続けていることがすごい」

と言ってくれた。

その分まわりには世話になっているけど
それでも辞めていった人も見ている。

自慢できるとすれば続けていることくらいか。
posted by Naoki Saitoh at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年12月18日

リハ3

今回のキャストは、ほぼ9月のワークショップに参加している。

自己紹介もすっ飛ばして稽古に突入しているので
ワークショップの続きをしているような。

こういうとき自己紹介ってのはあまり意味がないのかもしれない。

後々聞いてみると役者もいればダンサーもいるしパントマイマーもいる。

誰がどこで何をしてきたかより
ここにある肉体が大切なのだ。
posted by Naoki Saitoh at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年12月17日

リハ2

稽古3日目でまさかの楽屋入り。

劇場でリハができる幸せ。

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posted by Naoki Saitoh at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記